給与ファクタリング?

給与ファクタリングって最近事件になっていますが皆さんご存じでしょうか?

詳しくは金融庁のサイトを見てくださいね。

先日たまたま知ってびっくりしたんですが、簡単に言うと、給与が入ってくるという債権を買い取ってその代わりに金を渡す。

で、債権を回収する日(給料日)までの日数で手数料を払うようなんですが、これって普通の貸金業では?

ちなみに債権の回収はその個人が行うとなっているようです。

この件で思ったのが、結局人間の思考ってあまり変わらないんだなってことです。

これ、構造的には「借金のカタに働けや!」ってことですよね。ちょっと違うけど。

大昔の強制労働に近い匂いがします。働く場所をお金を貸している側が手配してはいませんが。

強制労働はのイメージとしては、カイジが帝愛グループの地下施設で働かされている感じです。

ちなみに「賭博黙示録カイジ」も面白いけど、「アカギ」とか「銀と金」もお勧めです。

もちろんこんな強制労働は今の時代違法なんで、100%アウトです。

賃金支払いの5原則

こういうことが起きないように、労働基準法第24条において、

①通貨で

直接労働者に

③全額を

④毎月1回以上

⑤一定の期日を定めて

支払わなければならないとされています。

だから、業者が賃金債権を譲り受けたとしても、会社側は、その債権を持っている人に給与を渡すことはできません。

貸した側が直接給与を回収出来ないということで、貸し倒れになるリスクがあるので、商売としては微妙なのかなと思ったりもします。
(もしかしたら、二重三重の仕掛けがあるのかもしれませんが)

にも関わらず、令和の時代にこういう商売を思いつくというのは、昔の人も今の人も思いつくことってあまり変わらないんだな、と思いました。

とりあえず、お金がなくて困っている方は、こういうところでお金を工面するより、勇気を出して、行政や知人、会社に相談して一回冷静になりましょう!きっと、助けてくれたり、相談に乗ってくれたりする人がいるはずです。